「ポートフォリオの基礎知識」で、ポートフォリオについて理解したところで、実際にポートフォリオを作っていきましょう。
ここではポートフォリオ制作の詳細な制作手順を、5つの項目に分けて説明していきます。
下記に簡単な図解をしていますのでご覧ください。
スポンサーリンク
ポートフォリオ制作のワークフロー例
完成までの流れを確認して、目指すゴールを具体的に意識してみましょう。
完成イメージが描けていると、迷いが少なく作業に着手できるようになります。
ここではざっと全体の流れと各項目を見ていきます。
準備編
コンセプトを決める
まずポートフォリオを作る目的を理解し、自己分析と業界や企業の情報収集をした上で、ポートフォリオのコンセプトを決めていきます。
-
ポートフォリオのコンセプトを考えるためのヒント
ニーズと実力から導くコンセプト ポートフォリオ作成において、「コンセプト」を決めることは重要です。 ...
ここで作成スケジュールも立てましょう。
-
ポートフォリオ制作スケジュールの作り方。修正を含めたスケジュールを組もう
ポートフォリオの制作は思った以上に時間がかかります。とにかくすぐに制作を始めることが大事です。しかし ...
作品を選ぶ
過去に制作した作品の中から、コンセプトに合うものを選んでいきましょう。
制作した作品をリスト化し、キャプションに必要な情報をまとめたり、アピールできるポイントを探ったりします。
-
ポートフォリオの構成を考える前に、制作作品の「リスト化」がおすすめ
作品把握と自己分析のきっかけに ポートフォリオの構成を考える際には、過去に制作した全ての作品に目を通 ...
構成編
装丁を決める
掲載する作品が決まったら、ポートフォリオの装丁を決めていきます。就職用ポートフォリオとして一般的な選択肢をご紹介します。
-
紙ポートフォリオの装丁を決めよう。製本する?ファイルでもいい?
ポートフォリオ向きの装丁を考える ポートフォリオに掲載する作品が決まったら、ポートフォリオの装丁(そ ...
構成を決める
ポートフォリオのページ構成を考えます。構成案の作成には「台割」をビジュアル化して進めるとイメージしやすいです。
制作編
作品をデジタル化する
デッサンやスケッチ、立体作品などのアナログの作品を、スキャニングしたり写真撮影したりしてデジタル化します。
-
アナログ作品をデジタル化する方法
アナログ作品(手描きのイラストやラフスケッチ、デッサン、立体造形など)をポートフォリオに掲載するため ...
画像素材やキャプションを作る
ポートフォリオを装飾する画像素材や、キャプション(個々の作品の説明)を作ります。
レイアウトする
作品や画像素材、キャプションをレイアウトしていきます。レイアウトする上で役に立つ情報をご紹介します。
製本する
完成したデータを紙出力し、ファイリングや製本をしていきます。
修正編
自己チェック
全体のバランスを見ながら、チェック項目を確認していきましょう。どんな点を確認すべきかを掲載します。
他人チェック
ポートフォリオを客観的な視点で見るためにも、他人のチェックは必須です。
専門的な立場の人はもちろん、そうでない人からも意見を聞いて、ポートフォリオをブラッシュアップしていきましょう。
完成!
以上、ポートフォリオ制作のワークフローについてご紹介しました。