まずは今の作品数でポートフォリオを形にしてみよう
ポートフォリオの構成を決めるにあたって、そもそも入れる作品数が少なくて困っている方もいるかもしれません。そんな時の対処法やネタをいくつかご紹介します。
、、、が、その前に、まずは今ある作品数だけでいいので、1度ポートフォリオを見れる形にすることをおすすめします。仮にでもファイリングをしてみることで、気が付くことがあるはずです。
例えば、もしかしたら今の作品数でも十分に感じられるかもしれないし、作品数が不足していたとして、どのジャンル・どんな作品を増やせばいいのかが判断しやすくなります。
作品を増やす場合ですが、1つ注意点があります。それは「中途半端な作品だったら増やさない方がいい」です。
ポートフォリオを見る側からすると、数合わせで入れた作品というのは結構見抜けます。作品を増やすにしても、やっつけ仕事は厳禁!ポートフォリオの質を上げるための適切な作品数を考えて、無駄のない作成をしましょう。
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なるべく時間をかけずに作品数を増やす
作品が不足しているときは、単純に作品数を増やして補うしかありませんが、ポートフォリオ作成の段階に入っている時期は、スケジュール的にも余裕がないと思います。
なのでなるべく時間をかけずに、効率的に作品を増やすことに注力しましょう。まずは既存の作品を活かす方向で考えるといいです。もしくは、元素材(写真やイラスト、細かいデザインパーツなど)を、素材集などを利用して用意すれば、時間が短縮できます。
(もしスケジュールに余裕がある場合は、1から時間をかけて作成した方が、もちろん質は高まりますので、そちらをお勧めします。)
「必勝!ポートフォリオ入門」に見る作品不足の解消方法
おなじみ「必勝!ポートフォリオ入門」から3つの方法をご紹介します。ただ、以下に引用している作品は、正直品質はイマイチです(…)ので、作品自体ではなく『手法』を参考にする程度がよいと思います^^;
基礎作品を展開する
大学や専門学校の1年目は、デッサンや平面構成などの基礎作品を作っていると思います。その基礎作品を用いて、作品を展開するというやり方です。
ただ、基礎作品がベースなので、上手く展開しないとそれなりの品質になってしまいそうです。展開のやり方次第ですね。
趣味の写真をリメイクする
学校課題ではなく、趣味で撮った写真を使って展開する方法です。ここでは写真を例に挙げていますが、趣味で作った作品なら何でも応用できるでしょう。
1度ボツにした作品をブラッシュアップする
1度ボツにした作品を手直しする方法です。ベースはできているので制作期間が短縮できるし、品質も上げられるはず。
既にある作品から展開を考える
既に作品としてカウントしているものを展開していくのもアリだと思います。このやり方の場合は、展開する元作品の品質が高いことが条件ですね。
アイデアスケッチやラフスケッチを入れる
完成作品だけでは伝わりにくい、思考過程やアイデア力、応用力をアピールすることができます。あまり目立たせないように。
制作工程をビジュアル化する
作品ができ上がるまでのフローをビジュアル化することで、アイデアの展開や制作の試行錯誤を見せることができます。
最後に
ポートフォリオを作成する段階で、十分な作品数が揃っていることが望ましいですが、もし作品数が少ない場合でも挽回することは可能です!工夫して作成してください。
時間がない中での作成になりますので、なるべく無駄な工程は省けるように、作る作品は慎重に決定しましょう。頑張ってください。