ニーズと実力から導くコンセプト
ポートフォリオ作成において、「コンセプト」を決めることは重要です。
ここで言うコンセプトとは、自分がアピールしたいポイントを企業に上手く伝えるための方向性のことです。
1冊のポートフォリオでスキルや経験、得意分野や興味の方向性などがしっかりと伝わり、それが企業の需要とマッチすることにより採用へとつながります。
ここでは、ポートフォリオを作る目的を具体化し、コンセプトを明確にしていくまでにどのように考えていけばよいかを書いています。
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ポートフォリオの役割
企業が必要とする人材を採用するために、個人の力を判断するのがポートフォリオの役割です。
自分の個性や実力をアピールするだけでなく、企業が求める能力もアピールできる内容でなければなりません。
上記の表からもわかるように、ポートフォリオを作るには「自分の個性や実力」と「企業が求める人材や能力」をどちらも知った上で、両方にマッチしたコンセプトを決めていく必要があります。
「自分の個性や実力」を知るために
- 自分自身を分析する
- 自分の作品を把握し、アピールできる個性を見つける
- 行きたい業界を絞り込む
「企業が求める人材や能力」を知るために
- 業界を研究する
- 行きたい企業の目安をつける
- 求められる能力を理解する
コンセプト決定までの流れ
引用:ポートフォリオの教科書(p.70)
コンセプト決定までの具体例は、下記の図がわかりやすいかと思います。自分の個性や志望する業界に合わせて書き換えてみてください。
引用:必勝!ポートフォリオ入門(p.16)