ポートフォリオに入れる作品は、基本的には全て自分で作ったものがベストですが、デザインの元素材(写真や細かいパーツなど)を自分で作る(撮影する)余裕がないときは、ロイヤリティフリーの素材を利用する手段もあります。
※ロイヤリティフリー素材とは、一度購入すると使用許諾の範囲内で何度でも使用できる素材のことです。
ポートフォリオに入れる作品が少ないときなど、手早く作品を増やしたいときにも便利です。主にグラフィックデザインやWEBデザインの分野で使えそうです。(CGデザインではテクスチャ画像で使えそうですね)
WEB上では、無料の写真素材やイラスト素材を配布しているサイトもあるのですが、無料のサイトではクオリティ的に物足りなかったり、バリエーションに乏しく、思うような素材が見つからなかったりします。解像度が低いものも多いです。
そんな時にやっぱり使えるのは有料の素材サイト。最近では手頃な価格で手に入るものも多く、学生の作品制作でも利用しやすくなりました。
ここでは、私が実際に仕事でも使っている有料素材サイトの中から、比較的低価格でなおかつクオリティ・種類ともに良いと感じたサイトを、3つご紹介します。
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ピクスタ(PIXTA)
ピクスタは、国内最大級のメジャーな素材サイトです。ここと、次に挙げるフォトリアをおさえておけば、作品数的にもバリエーション的にも、問題なく使えるのではないでしょうか。
3,060万点以上の素材点数があり、価格は1点540円~という低価格なのが売り。それでも個々の素材の品質は高いです。
特に日本人の人物素材が充実しているのと、日本人の感性にフィットした素材が多いので、国内をターゲットにした作品作りに向いています。
素材1点から購入できるので、少ない点数でも気軽に購入できます。
フォトリア(Fotolia)
フォトリアは、低価格型の写真素材販売サイトとしては世界最大級のサイトです。
運営会社がAdobeのためトップページから「Adobe Stock」へ誘導されますが、「フォトリア」とは価格設定も販売スタイルも異なるため、現状購入する側としては「フォトリア」を利用するのがお得です。
11,100万点以上(!)の高品質な素材があり、価格は1点98円~とかなりお得。(ただしクレジット購入は1,850円からです)
世界中の素材が集まっているので、日本では手に入らないような写真やイラストが使えるのも魅力です。ニッチなジャンルの素材を探すときにも重宝します。
かといって日本向けの素材が少ないというわけではなく、素材数ではピクスタよりも豊富な中から選べます。
購入するにはまずクレジット購入(1,850円から)してからなので、ある程度まとまった数が必要でないと、使いづらいかもしれません。
ペイレスイメージズ
ペイレスイメージズは、9500万点以上の素材点数があり、単品価格は432円~となっています。
とくに美しい日本人女性モデルの素材が充実していて、子どもや家族の写真の種類も多く、レベルの高い人物写真を探すことができます。
人物素材が必要な場合はチェックしておきたいサイトです。
その他の素材サイト
- フォーユアーイメージーズ(FORYOURIMAGES)
- スナップマート(Snapmart)
- シャッターストック(Shutterstock)
アマナイメージズが運営する格安・安心のストックフォトサービス
一般の方が撮影した「自然な写真」「リアルな写真」が1枚60円~購入可能
「使いやすさ」「クオリティ」「ボリューム」のあるストックフォトサービス
上に挙げた以外にも、素材販売サイトは数多くありますが、あまり多くの素材サイトから探そうとすると、検索するだけでかなり時間がかかってしまいますので、まずは大きな販売サイト2~3つくらいに絞って、探してみてはいかがでしょうか。