ポートフォリオの制作は思った以上に時間がかかります。とにかくすぐに制作を始めることが大事です。しかし焦って闇雲に作り始めても上手くいきません。
まずは自分が作りたいポートフォリオの完成形をイメージし、さらにどのくらい制作期間がとれるのかを確認しましょう。今の自分の状況に合わせて、大まかでも良いのでスケジュールを立て、それを実行していくことがポートフォリオ完成への近道です。
そもそも完成形がイメージできない!という方は、先輩が作ったポートフォリオの実例を参考にしてみるといいかもしれません。
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ポートフォリオは段階的に完成させる
ポートフォリオは1回では完成しません。
最初に作ったポートフォリオはたいていコンセプトが定まっていなかったり、伝えるべきポイントがぼやけていたりして、品質的に低いものになりがちです。
ここからどうブラッシュアップしていくかで、完成品質に大きく差がでてきます。
ですので、ポートフォリオは何度か作り直したり、カスタマイズしたりすることを前提にしたスケジュールを組むのがおすすめです。
就職活動とポートフォリオ制作のスケジュール表
おなじみのポートフォリオ本より、2つ例をご紹介します。
1. 早め/理想/遅め/かなり遅めの4パターンで解説
こちらの本では「早め/理想/遅め/かなり遅め」の4パターンに分けて説明しています。
就職活動のスケジュールも併記してあるので、今の自分の状況と照らし合わせて参考にされるといいのでは。
早めのスケジュール
卒業前々年度の終わりから準備を開始。
卒業前年度の夏休み前にはポートフォリオを完成させ、それを元にインターンシップに参加するなど積極的な活動が可能です。
理想のスケジュール
卒業前年度の前期で第1弾を仕上げ、夏休み中にカスタマイズするケース。
後期に再度ブラッシュアップし、12月末までに完成させるスケジュール。
遅めのスケジュール
卒業前年度の後期(9月~12月)に準備を開始し、第1弾を仕上げるケース。
1~3月に何とか再度ブラッシュアップして、進級前に完成させる。
かなり遅めのスケジュール
卒業前年度の春休み~卒業年度はじめに準備開始。卒業年の前期で第1弾を仕上げるケース。
既に選考が始まっている企業が多いためかなり大変なのでは。
2. 半年で制作するパターン
こちらの例では、制作期間をおよそ半年確保しています。ベースの制作期間を2ヶ月として、作り直しを2回すると想定しているようです。
卒業する前の年の後半は、ポートフォリオ制作に費やす計算のようです。このスケジュールだったら余裕をもって制作できそうですね。
おわりに
ポートフォリオの制作スケジュールの立て方について、例を挙げてご紹介しました。
ポートフォリオの作り方は人それぞれなので、制作期間も人それぞれです。1週間くらいで作る人もいれば、1年くらいかけて作る人もいます。自分自身の目指すポートフォリオに合わせたスケジュールを立ててみてください。
ちなみに、こちらの記事「【Q&A】ポートフォリオのページ数はどのくらい必要ですか?」のリストに、制作期間の欄も設けています。
もし他の人はどのくらいの期間で作っているのか?気になる方は参考にしてみてはいかがでしょうか。