【デザイナー職向け】学生ポートフォリオ(作品集)の作り方や役に立つネタをお届けします

就活のための学生ポートフォリオの作り方

作り方

紙ポートフォリオの装丁を決めよう。製本する?ファイルでもいい?

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ポートフォリオ 装丁

ポートフォリオ向きの装丁を考える

ポートフォリオに掲載する作品が決まったら、ポートフォリオの装丁(そうてい)も決めましょう。

この記事では、装丁の代表的な選択肢を、いくつかご紹介します。

装丁の種類によって、手軽に作成できるもの、デザイン性が高いもの、作品の順番を入れ替え可能なもの、といった違いがあります。

作成するポートフォリオの目的やコンセプトに合わせて、装丁方法を選択してください。

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クリアファイル

最も手軽で安価に制作できるのが、市販のクリアファイルを使う方法です。

作品の順番を簡単に入れ替えられるのがメリットですが、表紙の加工がしづらく、カスタマイズ性には乏しいのがデメリット。

ポケット数の増減ができないタイプだと、ポケットが余ると見栄えが悪くなってしまうため、掲載する作品数が限定されてしまいます。

リング式クリアファイル

こちらはクリアファイルの中でも、ファイルとポケットが別々になっているタイプです。ポケット数を自由に増減できるのでおすすめです。

このタイプが、ポートフォリオでは最も一般的な装丁ですね。

リングの穴の数が、少ないものから多いものまで売られていますが、少ないものは安定感が悪いので、多めのものを選択する方がいいでしょう。

自分で製本する

製本は時間や費用がかかりますが、個性やものづくりへのこだわりをアピールできます。デザイン性が高く、カスタマイズしやすいのがメリットです。

特にエディトリアル関係の業種を志望している方の場合、評価されることが多いようです。

自分の手で製本する場合は、手間がかかるので大量生産には不向きですが、比較的費用をおさえることが可能です。

また、市販されている製本キットや製本機を使うとより簡単に作成することができます。

紙質などの素材や綴じ方を自由に決められるので、細部までこだわって作れるのがメリットですが、一度作ってしまうと作品の入れ替えができなくなってしまうのが、デメリットです。

業者に依頼して製本する

製本を専門の業者に依頼することもできます。その場合、費用はかかりますが、短期間できれいな仕上がりの製本になります。

手製本と同様に、1度作ってしまうと作品の入れ替え、差し替えができないのがデメリットです。

製本業者(一例)

紙ポートフォリオ以外の選択肢

以上、紙媒体のポートフォリオについて記載しましたが、それだけでなく、Webサイトデモリールを作ったり、あるいは紙のポートフォリオとそれらを組み合わせたりするという選択肢もあります。

例えばWeb業界の場合は、Web上のポートフォリオサイトがあると評価されやすい(or必須)ですし、CG業界ではデモリールの提出を必須にしている会社もあります。

「紙以外の選択肢もある」ということをふまえて、応募する業界、企業のニーズをよく調べておくといいですね。

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